育休中エンジニアの過ごし方

働き方・キャリア

育休中のソフトウェアエンジニアのしゅうさくです。今回は自分のケースを参考に、育休時のエンジニアの日々の過ごし方についてまとめたいと思います。育児をなさる方はもちろん、家事や介護など家庭の仕事が忙しい方も参考になる情報があれば嬉しいです。

育児以外の目標

会社を長期に渡って休んで育児をさせてください、というのが育児休暇です。新生児は特に手がかかるので母父関係なく積極的に育児を行なうべきだと思うので、自分も半年ほど育休を取得させていただきました。これまで数ヶ月育児をやってきて、大変ではありますが子供の成長を確実に感じることができていますし、そこに自分が大きく貢献できるていることも幸せなことだと思います。
ただ24時間常に育児や子供のことだけを考えているのもなかなかしんどいものがあります。日々のミルクやオムツのこと、これからの保育園や住まいのことなど、やることは多いのですがずっとそれらを考え続けるというのも人間の脳として辛いものがあります。なので自分は育休中に以下のこともやろうと決めました。

  • 読書
  • アプリケーション開発
  • ブログポスト

普段はなかなか時間がなくてゆっくり今後のキャリアについて考えられていなかったので、キャリアや業界に関する本を読んでいます。また開発全般の方法論や思想についての本なども積読状態です。キャリアプランについてはこちらの記事にもまとめましたのでご参考ください。

アプリケーション開発は単純にプログラミングのスキルを向上させたいと思ったからです。先月Java Silverに合格したというのもあって、Javaで開発するスキルを身につけて楽しめるようになりたいと思っています。今のところJavaFXで簡単にGUIアプリケーションを作ってみようと思っているので、知見がまとまったら記事にしてみます。

3つ目はブログポストですね。これまでの業務やこの育休中にインプットする情報をまとめればどなたかの役に立つこともあるだろうと思ってこのブログを始めました。まだまだ記事数は少ないですが、こうしてアウトプットする場があることで自分の知識や理解をさらに深めることもできるので一石二鳥ですよね。

タスクの進め方

とは言うものの、自宅には新生児がずっといて絶えずオムツ替えや泣き対応などの割り込み処理が発生するので、それ以前と比較してまとまった時間を確保したり集中したりということが難しいのが現状です。そういった場合にはやりたいタスクを細分化して、今どのタスクなら取り組めるのかというのを考えながら進めたほうが効率的です。
例えば子供をあやしたりミルクをやっているときでも、ブログ記事の案出しなど頭だけを使う作業はマルチタスクで行なうことができます。もし片手が空いていたら読書をしたりTwitterを読んで投稿したりといったことも可能です。一方で子供が長く寝そうだったらそれはゴールデンタイムなので集中を要する開発作業に没頭したり、技術書を読んだりといった作業に当てるべきでしょう。ブログポストはその中間といったところで、隙間時間を見つけては編集と修正を繰り返すような流れになります。
やりたいことが色々とあるので、集中して作業をしているときなどに子供が泣き出すとついネガティブな感情が生まれてしまうのですが、あくまで今は育休中なので育児があらゆることに対して優先されるべきです。色々と書きましたがこの原則は忘れずに、育児の合間に他のやりたいタスクに取り組むように心がけましょう。

まとめ

育休中だけど育児以外にもやりたいことはたくさんあるので、目標を決めて効率よく進めましょう、というお話でした。忙しくはなってしまいますが、やりたいことがそれだけ自分の中にあるというのは素晴らしいことですよね。育児、仕事、遊びなど欲張っているようにも見えますが、人生の複線化やリスク分散という意味で正しいと思っています。その代わりそれぞれ中途半端ではなく全力で取り組みたいですよね。
また子供ができると目標も自分だけのためでなくなってきているようにも感じます。子供ができる前は自分のための仕事であったのが、今は家族のためにできるだけ稼ぎたい、そのためにもスキルアップしたいし、仕事をきちんと楽しんでいる姿を見せたいという思いもあります。育休は育児だけでなく、自分の変化にも向き合えるかけがえのない時間になると思うので、もし可能な方は取得することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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