(2021年版)Apple Payとクレジットカード

キャッシュレス

iPhoneをお持ちの方はApple Payを使用したことがあるでしょうか?これだけキャッシュレスが広まってきたので、一度は使ったことがあるかもしれませんね。今回はApple Payのメリットやクレジットカードとの相性などについて解説したいと思います。

Apple Payのメリット

Apple Payについての詳しい説明はここではしませんが、iPhoneやApple WatchのWalletアプリにクレジットカードやSuicaを登録しておくことで、デバイスのみで決済ができるサービスになっています。実カードを持っていなくても簡単に決済ができますし、複数の決済手段をひとつのデバイスにまとめることができることも大きなメリットです。またクレジットカードであればカード番号を全て保存しているわけではないので、実カードを決済時に出すよりもセキュリティ的に安心と言えます。さらにアプリを通じて決済履歴などを簡単にその場で確認できたりもします。決済方法も実に簡単なので、これらのAppleデバイスを持っている方は使わない手はないと言ってもいいくらい便利なサービスです。自分もメインの決済方法がもはやApple Payになっており、使えない店舗では仕方なくQRコード決済やクレジットカード、現金などで支払っています。

クレジットカードとの相性

Apple Payが便利な決済手段である一方で、全てのクレジットカードが登録できるわけではありません。またカードによっては機能が制限されているものもあります。ここでは各クレジットカードとApple Payの相性について詳しく見ていきたいと思います。

国際ブランド

2021年4月現在では、VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Dinersといった主要な国際ブランドはApple Payに登録可能です。これらのカードは電子マネーであるiDかQUICPayとして決済することになりますが、これは国際ブランドというよりはカードごとによってどちらに対応するかが決まってきます。

上記5種類のブランドは全て登録可能と書きましたが、一部機能がブランドによって異なっています。

  • VISA、Diners:通常の決済、Suicaアプリ内でのチャージ
  • MasterCard、JCB、AMEX:上記に加え、Walletアプリ内でのSuicaチャージ、サイトやアプリでのApple Pay決済

このように、MasterCard、JCB、AMEXと比べてVISA、DinersはApple Payの機能を一部制限されています。特にWalletアプリでSuicaをチャージしようとしてメインのVISAカードを選択しようとしたけど、グレーアウトしていて選択不可だった、というのは非常に多いケースです。このためApple Payの機能をフルに使って便利に決済しようと考えている方は、MasterCard、JCB、AMEXの中からメインカードを選択するのが望ましいと言えます。

クレジットカード会社

国際ブランドと同様、日本で主に使われているクレジットカードの多くはApple Payに登録することができます。ただしカードやカード会社によって電子マネーのiDとQUICPayのどちらに対応するかが決定されます。例えば三井住友カードならiD、JCBならQUICPayとして決済をすることになります。iDとQUICPayのどちらがよいかというのは一概には言えませんが、自分が実店舗で決済をする限りはiDが使えるケースの方が若干多いといった感じです。ミスタードーナツやファミレスなどiDは使えるけどQUICPayは使えないというケースはたまにありましたが、その逆のケースには今のところ出会ったことはありません。ただし実際にはそういったお店もあるようなので、ご自分がよく使う店舗などで対応している方式をメインに設定した方が好ましいと思います。

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おすすめのクレジットカード

さて、ここまでApple Payとクレジットカードの相性をいくつかの側面から見てきましたが、いかがだったでしょうか?最後に自分のおすすめのクレジットカードをご紹介しておきます。

JCB CARD W

こちらのカードは39歳以下の方限定にはなってしまうのですが、年会費無料かつ還元率1%というお得なカードになっています。またJCB ORIGINAL SERIESというJCBのいわばプロパーカードになっているので、信頼と安心を兼ね備えた一枚になっています。お得さだけで言えば同じような条件のカードは他にもあるのですが、JCBという昔ながらの国産クレジットカード会社が発行しているという意味で非常に安心して使うことができます。「クレジット」というくらいですから、信頼できるカード会社を選びたいですよね。

またJCBブランドは上記にもあるようにApple Payの機能をフルで使うことができます。キャッシュレスをフルに楽しむためにも必携の一枚です。

三井住友カード(NL)

こちらは2021年に登場した新しいカードです。JCBと同様、歴史のあるカード会社なので安心してカードを使用することができます。これまでの三井住友カードは一般カードでもわずかに年会費がかかっていたのですが、こちらのカードは年会費が永年無料になっています。またVISA、MasterCardの両ブランドで作ることが可能なので、国内に限らず海外でもガンガン使えるカードになっています。

Apple Payで使うという意味ではMasterCardブランドの方が機能をフルに使うことができるのでおすすめです。最近流行ってきているタッチ決済はどちらのブランドのカードでも使うことができるのですが、MasterCardだと実カードだけでなくApple Pay経由でも決済ができるのです。特にこちらのカードはApple PayのiDで支払うよりもタッチ決済(MasterCardコンタクトレス)で支払った方がポイント還元率が高くなる仕組みになっているので、Apple Payでおいしくポイントを獲得したいのであればMasterCardブランドをおすすめいたします。

とはいえVISAブランドも非常に使い勝手がよく、ブランドのデュアル発行も無料なので、VISAとMasterCardの両方を持つという選択肢も現実的だと思います。

まとめ

今回は最新クレジットカード情報にもとづき、Apple Payとクレジットカードの相性やおすすめについて解説しました。今後どんどんキャッシュレスが進化していくことは間違いないので、これらの決済を便利かつお得に使っていきましょう!

以上、お読みいただきありがとうございました。

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