【JCBザクラス】元ホルダーが語る!インビテーションから解約までの実録

キャッシュレス

今回はエンジニア的な話から少し離れてキャッシュレスな内容です。

私は結構前からキャッシュレスが好きでクレジットカードも色々なものを使ってきているのですが、その中でも特に思い入れがあったJCBザ・クラスというカードについて経験したことをまとめました。

今回の記事はこのような方におすすめ!
  • JCBザ・クラスのインビテーションを受けたい
  • JCBザ・クラスの特典やメリットが知りたい
  • JCBザ・クラスの解約を考えている

JCBザ・クラスとは?

JCBザ・クラスはJCBのプロパーカードの最上位であるブラックカードにあたります。

少し前まではプラチナ相当にも見えたのですが、最近別にプラチナカードができたので名実共にブラックカードの扱いとなりました。

JCBカードの中でも唯一インビテーションがないと入会できない(医者などは別のルートがあるようです)カードで、年会費も5万円ほどかかります。
その分付帯サービスが充実していて、アメックスなどと比べると年会費も割安に感じる方が多いです。

インビテーションから取得まで

最初に欲しいと思ったのは20代後半のときで、社会人としてそれなりの会社できちんと働いているし、それを示せるようなステータスカードが欲しいなと思ったのがきっかけでした。
まだ独身で自由に使えるお金もあったので年会費もあまり気になりませんでした。

そして何と言ってもこのカードの保有者は東京ディズニーランドにある秘密のレストラン「クラブ33」でランチを食べられるという特典があり、それは是非行ってみたいと思ったのが大きな理由でした。

その他にもディズニー内のラウンジや自分だけのコンシェルジュを持てるというのも夢がある話のように当時思えました。

インビテーション獲得までの実際の経緯がこちらです。

  • 1年目
    JCBゴールド入会

    年間100万円以上の決済

  • 2年目
    JCBゴールドプレミアのインビテーション&入会

    年間100万円以上の決済

  • 3年目
    JCBザ・クラスのインビテーション

取得を志してまずはJCBゴールドに入会しました。
審査もすぐに通り、限度額は始めから300万だったかと思います。

それから1年で100万円を超える決済をしていたところ、上位のゴールドプレミアに移行しないかという話がありました。
ザ・クラスに近づくためにもちろんそのまま移行しました。

そしてさらに1年で100万円以上の決済を続けていたところ、ザ・クラスのインビテーションを受けることができました。
このとき最初から2〜3年程度経過していて、自分は30台前半でした。

年収がすごく高いわけではなかったです。
ただ高額決済はもちろん、普段の買い物や光熱費などもほとんどJCBカードで決済していた(Apple Payなども通して)ので、そういった点を重要視しているのだと思います。

しゅうさく
しゅうさく

属性が高くなくても、日常的に決済を続けていれば

最短2〜3年で取得可能です!

インビテーションを受ければそれに対して申し込みをすれば無事にカードを受け取ることができます。

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付帯サービス

ザ・クラスカードに付帯している主要なサービスを挙げたいと思います。

クラブ33

東京ディズニーランドの入り口から近いところにある秘密のレストランです。

入会数年待ちの特別会員やスポンサー企業の役員クラスでないと入れないと言われていますが、JCBザ・クラス保有者であれば一般人でも入れました。
有名人も紹介などで出入りしているようです(あのデヴィ夫人の写真もアップされています)。

自分はザ・クラスに入会した年の1回だけ行けたのですが、ディズニーの世界の中でもさらに異世界といった雰囲気でした。

料理はもちろんなのですが、それ以外のロビーや階段、トイレといった場所までものすごい高級感を漂わせています。
特にトイレは自分の人生の中でも間違いなく一番の空間で、金で装飾された蛇口や受け皿などが印象的で忘れられません。

その時は数組しかお客さんはいませんでしたが、いかにも富裕層といった雰囲気をお持ちでした。

ただ非常に残念ですが、ザ・クラスを所有していても現在はクラブ33に入ることはできません

どうやら規約に従わずに店内の様子などをSNSにアップする保有者が多数おり、ディズニー側から出禁をもらったようなのです。
ルールを守らない方がいるせいで多くの人の夢が立ち消えになってしまったのです。

自分もこのことが大きな要因でザ・クラスを解約してしまいました。

テーマパークラウンジ

ディズニーシーの「ニモ&フレンズ・シーライダー」やUSJの「ザ・フライング・ダイナソー」などはJCBが大スポンサーということで、ザ・クラス保有者が入れる特別なラウンジが存在します。

広いスペースではありませんが、人気テーマパークにも関わらずあまり人がいないスペースでゆっくりと飲み物を飲んだり写真を撮ったりとゆったりとした時間を過ごせるのは特別感があります。

さらにラウンジ利用者はその後これらのアトラクションに優先的に搭乗できるという特典まであり、並んでいる行列を横目にスイスイ進むことができるのです。
優越感がある一方で、どこか申し訳ないような気持ちにもなります。

ニモ&フレンズは人気アトラクションということもあってか、スタッフの方に早く出るように急かされたりして少し残念な気持ちになった経験もありますが、全体的にはその特別感に満足できる空間になっています。

しゅうさく
しゅうさく

JCBザ・クラスならではの特典なので、

特別な人を連れて行ってあげたくなりますよね!

コンシェルジュデスク

レストランや旅行の紹介、予約などをしてもらえます。

基本は電話でのやりとりになりますが、24時間すぐに繋がるのでそれなりに便利なサービスとなっています。

自分は主にレストランの紹介をしてもらうために使っていました。
特に親族での食事会や旅行先での特別の食事など、普段行かないかつ失敗したくないときに少し高級な店を教えてもらいました。

最初は不安もありましたが、紹介してもらった店は確かなお店で、お値段はしますが確かなサービスをしてくれる店ばかりでした。

ただ最近は自分でインターネットでできること以上のことは頼めなかったり、昔ほど特別感もなくなってきているようです。

メンバーズセレクション

簡単に言うと2〜3万円程度のカタログギフトです。
これだけで年会費の半分は元が取れる内容になっています。

通常のカタログギフトのようなものから、ディズニーやUSJといったテーマパーク絡みのもの(入場チケット、ぬいぐるみ、ファストパスなど)も含まれています。

上記のクラブ33でのランチも昔はこのメンバーズセレクションに含まれていたのですが廃止されてしまいました。
時代もあって改悪が続いているようですが、サービス品質を落とさずに頑張ってもらいたいですね。

解約の理由

結論から言うと自分はザ・クラスカードは解約してしまいました。

一番の理由はクラブ33に入れなくなってしまったからです。
このカードの最大最強の強みであり、このカードを目指す方の多くが楽しみにしていたポイントだったのです。
JCBのせいではないのかもしれないのですが非常に残念でした。

またコンシェルジュも便利なようで、電話というのが地味に面倒でした。
回答はメールでもらえるようにもできたのですが、基本電話でのやりとりになってしまうのが少し面倒に感じました。
インターネットで自分で情報を見つける喜びというのもあるので、あまりこのサービスに向いていなかったのかもしれません。

そしてダメ押しは新型コロナの流行でした。

ディズニーや旅行に行ったりという考えも薄れてきて、ラウンジやプライオリティパスなどのせっかくの特典を受ける機会も減るので、どうしても年会費を払う意味が薄れてきてしまいます。

同意見の保有者は多いようで、最近は解約が続いているようです。
それに伴ってか、インビテーションは以前は時期として年に1回だったのですが、最近は数回インビテーションが発行されているようで、ザ・クラスの会員を増やそうとしている意図が見えます。

まとめ

今回のポイントをまとめておきたいと思います。

  • JCBザ・クラスはコスパに優れたブラックカード
  • 高い属性でなくても、日常的に使っていれば最短2〜3年でインビテーションを貰える
  • クラブ33はなくなってしまったが、ブラックカードらしい特典をコスパよく受けられる
  • 最近はコロナの影響で特典を十分に受けられないのが少し残念

エンジニアとして働いているステータスを示すために持ち始め、自分や家族も貴重な経験をさせてもらえましたが、近年は年会費が割高に感じて解約してしまいました。

それでもまだまだ特別なサービスは存在しますし、今後魅力的なサービスが生まれるかもしれません。

唯一の日本初の国際ブランドでもあるので今後の動向を注目しながら応援したいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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