リモートワーク生活で気付いたこと

働き方・キャリア

新型コロナが流行してから1年ほど経ちましたね。自分の会社はちょうど一年ほど前から徐々にリモートワークに推移していきました。それまでもZoomなどの環境は整っていたのでスムーズに移行でき、自分はこの1年で通勤したのはたったの2回だけです。かなりありがたい話ですね。
今回はそんなリモートワーク生活で得た知識や気付いたことをシェアさせていただきます。

リモートワーク環境

自分は基本的に自宅で仕事をしています。細かいやりとりは全てSlack上で行ない、打ち合わせはZoomでやったりSlackでやったりといった感じです。定例打ち合わせはZoomの方が管理しやすそうです。自宅以外でやっても全然構わないのですが、なんだかんだで自宅が一番落ち着いて集中できますよね。周りにはワーケーション(Workation)といって温泉などの観光地に行って普段通りの業務をしている人がいました。温泉は羨ましいですが、自分だったらそんな場所に行って仕事をしなくてはいけない状況は苦行としか感じられません…。

インターネット回線自体は比較的安定しているものを使っていますが、SlackやZoomが打ち合わせ中に急に落ちることはやはりあります。しゃべっている途中でアプリやPCがクラッシュしたりするのはある程度許容しないといけません。そういう場合も想定して自分の場合は会社貸与スマホを傍に置いておいて、万が一のときはそちらのアプリを立ち上げてすぐに打ち合わせに戻れるように準備しています(資料の共有などは限界がありますが)。

メリット・デメリット

仕事内容や性格によってまちまちですが、自分や周囲の人が感じているメリデメをまとめます。基本的にはメリットの方が大きいと思いますし、これからの時代さらにメリットを増やしていくことが必要になるはずです。

メリット

人目を気にしなくていい

一番大きなメリットではないでしょうか。会社にいるとどうしたって周囲の目があるので何をするにも気を使ってしまいます。自分はHSP気味なのですが、少し休憩したりご飯を食べたりするときも誰に見られても恥ずかしくないように気を配ったりしてしまいます。それが自宅であればせいぜい家族に見られるくらいなので、服装も楽な家着で構いませんし、本来の業務に集中できますよね。昼寝だって気を遣うことなくできます。怠けるという意味ではなく、どうしても眠たくて作業に集中できないときは少し寝た方が効率的ですが、会社にいるとなかなかそういうわけにもいきません。家ならあっという間にソファにゴロンできます(笑)。

時間を有効活用できる

会社は当然家からある程度離れているので、家のことと業務が完全に切り離された生活を送ることになります。それが自宅で仕事ができるようになると、業務時間の隙間に洗濯物をしたり、宅配便を受け取ったりといったことができます。また子供がいる人は保育園で何かあったら普通は会社を早退したり半休を取得して迎えに行かなくてはなりませんが、在宅なら中抜けという扱いだったり、あるいは昼休みの時間だけで済むかもしれません。平日の限られている時間を仕事だけでなく、家族や家庭のために使えるということは幸せに繋がりますよね。

デメリット

栄養が偏る

会社員であれば社食で昼食や夕飯を食べている方も多いと思いますが、在宅だと食事を全て自分で用意することになります。今どき専業主婦の奥さんがいる方は少ないと思うので、自分で外で買ってくるか自炊するかになりますが、やはり社食に比べるとバランスを取るのは難しくなります。とはいえ浮いた通勤時間などがあるので、できる範囲で食事にも気を使いたいものです。

情報が得られにくい

会社では嫌でも周囲の立ち話や雑談などが耳に入ってきました。うるさいと感じる場面もありますが、意外な情報が入ってくることもありました。在宅だとそういった場面は一切ないので、自分に関連した情報しか自然と入ってこないようになります。必要な情報や雑知識などは自分からZoomを通して話しかけたりしないと手に入らないので、周りの人が今どういった状況にあって何を考えているのかといったことが見え辛くなります。作業に集中できるのはすごくありがたいですが、どこかそういった状況が寂しく感じるときがあります。

集中を削ぐ要素が多い

周囲の雑音は家の方が少ないですが、人目がないぶんスマホやテレビ、本など魅力的な誘惑が多いのも事実です。そういったものは休憩時間を除いてできるだけ自分の視界から外すようにしましょう。また我が家では妻もリモートワークをしているので、打ち合わせがバッティングしたときにはお互いの声を拾わないように気を使います。そういった意味でもできれば専用の部屋を用意して業務により集中できる環境を作りたいものです。

意外と残業しがち

本格的にリモートワークをしばらく続けてから気付いたのですが、通勤時間がなくなった分、業務開始時間を早めたのですが、つい会社にいた時間まで仕事をしてしまうことがよくあります。そうすると自然と業務時間がむしろ長くなってしまいますよね。いかにも日本人ぽいですが、周囲にも結構このタイプは多かったです。早く始めた分早く終わる、あるいは業務時間は以前と変わらないように揃えるなど意識を持ってやることが大事になります。業務時間をあえて変えないことで睡眠時間をきちんと取れるのであればそれは素晴らしいことでもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。基本的にこれからの時代リモートワークがどんどん加速していくことになるでしょうが、デメリット要素というのも意外と多いものです。ただコロナもしかり働き手の不足などの問題を考えても、リモートワークできる業界や職種の方が気兼ねなくリモートーワークすることで、在宅でできない仕事をしている方の助けにもなるのではないでしょうか。

自分はこの先もリモートワークが明らかに中心になっていくので、できるだけ広い家を買いたいと思っています。子供も増えたので一軒家か広いマンションがいいですが、仕事をしていても家族と一緒の時間が増えそうなので、こんな時代でも幸せを感じられそうです。

リモートワーク中の方やこれから検討する方などの助けになれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。

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